本記事では、Quick&Dirty(クイックアンドダーティー)の用語と実際の使用方法について解説します。
・Quick&Dirty(クイックアンドダーティー)とは何かを知りたい。
・Quick&Dirtyの使用方法を知りたい。
という方は是非最後まで、ご参考ください。
Quick&Dirtyは?【用語解説】
まず、用語解説となります。
Quick&Dirty(クイックアンドダーティー)とは「素早く汚くアウトプットする仕事の進め方」の事です。
例えば、上司から資料作成された際は、時間をかけずに手書きや下書きの状態で一度レビューを依頼します。
つまり、先に最終アウトプットのイメージを擦り合わせてから、清書するという仕事の進め方となります。
Quick&Dirtyの効果
Quick&Dirtyの効果は主に2つあります。
1つ目は、依頼者と請負人、両者で効率的に進められる点
2つ目は、依頼者の期待値を上げすぎないという点です。
1つ目は、イメージ頂けると思いますので、2つ目について解説します。
まず前提として、依頼者は人間のため、依頼した直後の期待が時間の経過につれて膨れ上がってきます。
Quick&Dirtyでは、これを防止するために、依頼を受けてからなるべく素早くアウトプットイメージを共有する事で、期待値が上がるのを防止する事ができます。
Quick&Dirtyの注意点
非常に効果の高いQuick&Dirtyの仕事術ですが、注意点があります。
それは、依頼を受けた内容をその通りにやって、途中確認するという事です。
そもそも、依頼内容が具体的であれば、途中で確認するメリットは大きくありません。一気に資料を作成しましょう。
ただし期待値のコントロールという意味で、効果的なのケースがあります。それが、追加提案をするという事です。
例えば、「資料にこのデータを追加した方が分かりやすいと思うのですが、いかがでしょうか?」という相談を含めた形で、中間的な資料のドラフトを共有します。
この時点で相手の期待値を超える事で、最終的なアプトプットの資料の摺合せと相手の期待値のコントロールにも繋がります。
最後に
いかがだったでしょうか?用語は知らなかったけど実践してる。という人も多いかと思います。
また、注意点として「Dirty」は「汚い」という意味で、決して「中途半端」という意味ではありません。
自分の頭の中では最終アウトプットイメージができた状態で共有しましょう。
同時に、言われたことしかやらないのではなく、依頼を受けた事に対してプラスワンして持っていくよう心がけましょう。
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