【文系出身がむしろプラスになる】SE・エンジニアの志望動機作成のポイント2つ。※例文あり

本記事では、文系大学の出身者向けに、システムエンジニア・ITエンジニアの志望動機の作成ポイントをお伝えします。
例文もつけていますので、是非参考ください。

本記事の対象者

  • システムエンジニア・ITエンジニアを志望する文系出身の学生や社会人の方
  • また、志望する妥当な理由が浮かんで来ない方

志望動機のポイント①「ものづくりの重要性を感じたエピソード」

志望動機のポイント①は、「ものづくりの重要性を感じたエピソード」を盛り込む事です。
例えば、学生時代のアルバイトの経験、文化祭の経験を通じて、商品自体が顧客満足度に直結する1番の要因だと感じたエピソードを盛り込みます

これには、2つ理由があります。

1つ目は、面接官の共感を得ることができるからです。
 面接官も自社サービスでシステムエンジニアリングの品質がサービスに直結する事は往々にして、理解しています。
   従って、面接官の共感を得ることができます、

2つ目は、面接官の印象に残りやすいです。
 抽象的な理由ではなく、具体的なエピソードを話すことによって、相手の印象に残りやすくなります。面接官は多数の応募者から選定しなければならないため、印象に残ることは非常に大切です。

志望動機のポイント②「文系でもファーストキャリアはエンジニアが有効だと説く」

志望動機のポイント②は、「文系でもファーストキャリアはエンジニアが有効だと説く」です。

具体的には、営業やマネジメント領域といったポジションを将来見据えたうえで、最初のステップはエンジニアを経験する事が重要であることを説明しましょう。
説明には同じように具体的なエピソードを盛り込めるとベストです。

これにより文系出身である事が、むしろプラスに感じる志望動機にする事が可能です。

例文

以上のポイントを踏まえて、志望動機の例を一つ記載します。

〇志望動機(例)

私がシステムエンジニアを志望する理由は、主に2つです。
1つ目は、ものづくりが顧客満足度へ直結する重要な要素だからです。

というのも、私大学時代のアルバイトで飲食の接客を経験しましたが、そこでは料理そのものが重要だと身をもって体験しました。
具体的には、ある時調理責任者が変わったために、お店の評価がガタ落ちしたという事がありました。
ここで、料理の品質が顧客満足度へ直結する事をひしひしと感じました。
ですので、システムエンジニアリングにおいても、まずはシステムの品質に直接関わるポジションをエンジニアを経験したいと考えました。

2つ目は、ものづくりの経験をしている事でキャリアの土台ができると考えているからです。

アルバイトでは最初接客をしていたのですが、料理の魅力をお客様に伝えきれず悩んでいた時がありました。
そこで一度、調理に携わってみたいと思い、実際に調理経験を経てから接客に戻ると、それまで以上に魅力的に料理の事を隅々まで応えられるようになりました。
料理の魅力を伝えるには一度キッチンに立ちどんな工程で、どんな食材で料理が作られているのか経験していた方がよいと感じました。

特にITの世界では、最初から完成形が見えていない「システム」といったものを作るので、実際にどんな工程や作業でシステムを作っているのかを経験することこそが、将来的にはより御社や御社の顧客へ貢献できることだと考えます。

ですので、将来は営業やマネジメントの領域といった顧客との距離が近い立場やキャリアも視野に入れつつ、まずはその土台としても有効なエンジニアとしてキャリアをスタートしたく考えております。

以上が私がSEを志望する理由となります。

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