文系出身のエンジニアは1~3年目が辛い。ここを乗り切るポイントを解説

本記事では、文系出身のITエンジニア、システムエンジニアが辛いと感じるポイントとその原因、対処方法を解決します。
10年間以上、文系出身エンジニアとして働いてた筆者の経験を踏まえながら、お伝えします。

一番辛いのは1年目~3年目。ここを乗り越えれば文系出身はむしろメリット。

理系出身と文系出身で違うのは、スタートラインです。
具体的には、下記の能力に差がある場合が殆どです。

・IT知識やプログラミング能力
・論理的思考能力
・ExcelやPowerPointでの資料作成能力

1年目~3年目はデータ入力や試験(テスト)など、単純作業や繰り返し作業を依頼されることが多いです。
そして、ここで結果を出すために必要な能力が理系出身者に分があります。
そのため、仕事の結果が出しづらく「やりがいが見いだせない。」「思っていた仕事と違った」「残業が多い」とネガティブな状況に陥ります。
筆者もそうでした。

ですが、この辛い時期を乗り越えると、任される仕事の範囲も大きくなり、マネジメントで必要になっていくる、「コミュニケーション能力」や「俯瞰した視点」など文系でも養っていた力が発揮できる日が訪れるはずです。

踏まえて、本記事では入社1年目~3年目を乗り切るための能力を獲得するポイントをお伝えできればと思います。
その他辛い原因でよくある、「職場環境が悪い」「給料がが低い」といった問題は転職や部署異動が解決策で有効的です。1~3年目の転職については、こちらの記事をご覧ください。

「入社3年は辞めない方がいい」なんて真に受けないで。

 IT知識やプログラミング能力が足りない。と感じる人へ。

ポイント① 自分だけの用語集を作る。

IT知識に限らず、先輩や顧客が使っている知らない言葉、本で出てきた言葉は調べて、自分だけの用語集に蓄えましょう。
日進月歩ですが、仕事で使っている言葉が分からないという状況から徐々に抜け出せます。用語が追加されるたびに成長をリアルに感じる事ができるでしょう!

ポイント② 最初に論理的思考を身につける。

コードを記述する人と設計できる人には大きな差があります。
初めからコードを書くのではなく、フローチャートが作れるようになる事で、応用力を養うことが可能です。

ロジックツリーを作成する練習も効果的です。

ロジックツリーの作り方を解説【テンプレート付き】

ExcelやPowerPointでの資料作成能力が低い。と感じる人へ。

ポイント① Excelの基本を身につける

Excelは列と行の2次元で構成された表です。これは世の中の殆どのデータベースとして使われているリレーショナルデータベース(RDB)と同じです。
つまり、Excelを身につける事で、データベース能力も開発されていきます。
情報を2次元で整理する。これができる事で情報の整理やプログラミングに生かすことができます。

ポイント② PowerPointは要約力

要約力は非常に重要です。
忙しい上司や顧客にポイントだけ伝えるには要約力が欠かせません。相手をイライラさせずにコミュニケーションをすることができます。
自分は何が言いたいのか、40文字以内に纏める練習をしましょう!

伝わる資料作成。4つのSTEPで具体的に紹介。(PowerPoint編)

 

 

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