【テンプレあり】「As is/To be」とは?実際の使用例を踏まえ解説

本記事では、問題解決のフレームワークである「As is/To be」について解説します。

具体的な使用方法や注意点など、実際の活用シーンを織り交ぜながら説明しますので「As is/To be」の意味や使い方が知りたいという方は是非ご参考ください。

As is/To beとは?使用目的と有効性

「As is/To be」では「現状(As is)」と「あるべき姿(To be)」のギャップを洗い出します。
現在地とゴールが明確になるため、これによって始めて何が問題なのかを検討する事ができます。
現在地もゴールも分からない状態は、太平洋の海を遭難した船が行先も分からず前に進んでいるようなものです。
そのため、問題のプロセスにおける必須の初期ステップとなるわけです。

使用例

次に実際に「As-is/To-be」のフレームワークを使った例を3つほど掲載します。
※全てダウンロード可能です。是非、ご自身でも活用してくださいね。

パターン① シンプルな「As-is/To-be」

最初にシンプルなパターンを紹介します。下図の通り、左側に「現状(As-is)」右側に「あるべき姿(To-be)」を記入していきます。
ポイントは「定量的な形で記載をすること」です。
例えば、1行目の「アクセス数が月100未満」は「100」という具体的な数値で表現しています。
もちろん、数値で表現できないようなこともあるため、可能な限りとなります。

パターン② 比較する基準を設ける「As-is/To-be」

次に、比較する基準を設けて「現状(As is)」と「あるべき姿(To be)」を洗い出す形式です。
下図では、システムの非機能について「性能」/「可用性」などの基準を設けております。
資料を見た人に検討漏れがないことをアピールすることができます。

 

パターン③ 図で表現する「As is/To be」

3つ目のパターンは図を用いて、「現状(As is)」と「あるべき姿(To be)」を洗い出す形式です。
筆者はITの仕事のため、例として「システム構成図」で記載します。
イメージはお分かり頂けるかなと思います。

テンプレートのダウンロード

先の例で紹介したパワーポイントは以下のボタンより無料でダウンロード可能です。

 

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もっと具体的に知りたいという方へ

いかがだったでしょうか。「As is/To be」という名称は知らなかったが、普段当たり前のように使っていたという方もいらっしゃったのではないでしょうか?
因みに、このように物事を比較することを「対比」と言います。

聞いている方にとって、非常に分かりやすい構成ですよね。

本Blogでは物足りない。他の問題解決のフレームワークを知りたいという方は以下の書籍「ビジネスフレームワーク」をオススメします!
「As is/To be」以外にも様々なフレームワークが紹介されているので、お手元に置いておくと役に立ちますよ。

●ビジネスフレームワーク図鑑

 

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